「32歳ガン漂流 Evolution」

さくっと2冊目を読了。

32歳ガン漂流 エヴォリューション

32歳ガン漂流 エヴォリューション

読みやすいつくりなので、無駄に引っかかるところがない。そんな中でも書かれている内容は基本的にシリアスな病気がベースなので、ときどきこころに刺さる言葉がある。
2004年4月29日の日記から引用してみると次のような文章があったりする。

とりあえず、オレは今生きている。そんだけ。それ以上でもそれ以下でもない

ただもくもくと「生きている」ということだ。
普段あまり深く考えずにいろいろ行動している自分としては何か、考え残しているのではないのかと思わざるを得ない。
また、あとがきでも次のように書かれている。

でも、諦めないどころか、死ぬまで最期の血の一滴までやりつづけようと思っていることがある。それは、文章を書くということだ。

自分の場合、この言葉として一体何が言えるだろうか。
まだ何も断言できない。