「ハンバーガーを待つ3分間の値段」(再読)

読みたい本が手元に無いので、過去に読んだ本を読んで見ることにした。気分的にあっさり目で、ということで、手にしたのは、斎藤由多加氏の「ハンバーガーを待つ3分間の値段」。2年前に読んだ本です。

雑誌やウェブに掲載されたコラムの集まりなのでサクサク読め、一気に最後まで読んでしまった。
2度目なので、今回は今考えていることとかと何かがヒット、マッチしないかな?ヒントはないかな?という目線での読書だったから、それから外れるものは流し気味で読んだから早かったのかもしれない。

情報化

「情報のさばき方」という本を読んだ後だからかもしれないが、「情報」というキーワードを考え続けていると、ちょっとしたヒントが浮かんだ。
p134にごみ収集の看板の写真が出ていてそこには「混ぜればゴミ、分ければ資源」と書かれている。今回の読書ではこの写真のインパクトが最も強かった。「情報化」について適切に言い表している。今考えていることに対してヒントとなりうる言葉だ。
ちなみに、この本自体はあまり情報化されているとは思えないが、それはこれ以上カテゴリわけを行ったりしたら、かっちりとしすぎてしまい、つまらなくなるからだろう。それは斎藤氏のつくったモノの放つ絶妙なバランス感覚に似ているかもしれない。
この本は息抜きに読むのにちょうどいい。BOOKOFFで売らなくて良かった。