「紙ヒコーキで知る飛行の原理」
あることを考えいていたら、飛行機の飛ぶ仕組みを知りたくなり、amazonでカートに入れておいた本が届いていたので、読み終えた。
紙ヒコーキで知る飛行の原理―身近に学ぶ航空力学 (ブルーバックス)
- 作者: 小林昭夫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1988/06/17
- メディア: 新書
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まず、飛ぶことに必要なちからとして揚力がある、ということは小学理科レベルだと思うのだが、それだけではきれいに飛ばせない、というところから、紙飛行機に落とせるパラメータをベースに話を進めていくので、全体像がつかみやすい。
細かい数式も書かれているが、普通の人が読むには読み飛ばしても良く、あとから紙飛行機の設計を実際に考え始めて、必要なら読み返せばいい、ということになっているのも親切なつくりだ。
紙飛行機と普通の飛行機の違いも分かりやすく説明があり、また各種飛行機の目的に応じた設計やデザインの違いも、意味から説明してあるので、なるほど、と理解できる。(たとえば、ライト兄弟の飛行機とその後の飛行機のデザインの違いと、その意味とか)
今は仕事で手一杯なので、実際に制作することは出来ないが、ちょっと時間が出来たら作ってみたい。そして、いろいろいじって、飛行の変化とか観察してみたい。