「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる」

一応その存在とか概要を知っていた本「ウェブ進化論」を購入して、サクッと目を通してみた。
梅田氏のblogとか割と目を通しているし、関連blogも見ることが多いので、キーワードは知ってるし、ある程度理解している状態で購入したわけです。

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

最近いろいろと考えることが多いのでノートとペンを用意してメモをしながら読んでみたので、そのメモを見ながら以下に箇条書き。
梅田氏の書いていることとは別に自分なりの解釈のメモとか混じってたりするので、そのあたりは注意。
自分の思考メモには(o)と付けておきました。
最近考えいてた諸企画について、裏づけとなったり、再考の余地アリ、とか思ったり、思考のネタとしては良本だと思います。

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・(o)選ぶ技術=Google
・ネット上の自分の分身=ウェブサイト
・「これまで見たことのある何ものにも似てないものとして理解する」ファインマン量子力学について説明する前に言った言葉の引用
・(o)Googleはネット黎明期には出現できない
・(o)このあとネットは何回も再構築されていくのかも。
・頻繁な技術集会((o)XP的なサイクル?)
・「インターネット」「チープ革命」「オープンソース
・自分で手を動かす
・「凄く頭のいい優秀な連中というのは皆自分を管理できるのだ」
・「ありとあらゆる偉大な難問への挑戦をインセンティブに」((o)←これ!)
・「情報自身の淘汰」((o)←これが理解できる。なんとなく違和感を感じていた擬人化された見えるエージェントはいらないな。エージェントは見えちゃダメだ。検索エンジンGoogleをエージェントとして考える方向で。「not エージェント but コンシェルジュ」かな?)
・20%-80%プロジェクト((o)知的生産の永久機関につながるかも)
・(o)Googleが"IT"企業という名に相応しい初めての企業
・「恐竜の首」vs「ロングテール」((o)ロングテール派は格差是正派?)
Amazon→eコマースのプラットフォーム企業
・WebAPI→SEO((o)これは気づかなかった!!)
Web2.0では「人々は善だ」という考え方
・(o)p.128の「これはおもちゃですから」という発言は、ある意味真実でもあると思う。ただし、それはミニ四駆にホンダのエンジンを使えるような感覚だけど。
・教養ある中間層の厚さとオープンカルチャー
・暇人だけが「玉」を見つけられる((o)これはオタク文化の流行りに似ている。エリート主導ではない!この玉を手にするには「暇人仲間をつくる」か「暇をつくる」かのどちらか?)
・(o)p.154の「受動性のブレークスルー」は相当難しく(難しいのは当たり前だけど)、且つ、そこにナニがあるのか?が分からない。その人たちは結局受動的なのでは?うーん、何かあるのかな?オレの思考が足りないのかな?
・p.170「バーチャル研究室」((o)これが選択された人のみで行われたらGoogleになる?)
・(o)ミッション感(使命感)
・ネット空間は「コストゼロ空間」
・「グッドイナフ」((o)wikipediamixi?)
フォークソノミー = folk + toxonomy
・p.207「忌避と思考停止は何も生み出さない」
・「ベスト アンド ブライテスト」
オプティミズム