「謎物語―あるいは物語の謎」
北村薫つながりで、BOOKOFFで目に入った「謎物語 あるいは物語の謎」を読んだ。
これは小説ではなくて、書評集というか、氏のミステリに対する考えとか思いが書かれたエッセー集。
- 作者: 北村薫
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 1999/05
- メディア: 文庫
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そして、ここに書かれているミステリとか、読んでみたいと思いました。
購入したこの本は、中公文庫の文庫本。黒と青の2色印刷で、引用部分が青文字で分かりやすくなっている。
そして章の間には、謡口早苗氏のメゾチントによる挿絵がある。これがいい!
氏の名作「ターン」の中のメゾチントを思い出す。
いや、もちろん、あれは文章でしかなかったんだけど、想像していた絵に近い。
いい本。