「下流社会 新たな階層集団の出現」

なんとなく、小さいころに考えてた知性のある大人と現在の自分が遠く、また、自分の周りを見渡しても、そのような大人があまりいないことに、最近気づいた。
これがいわゆる「下流社会」かもしれない。

下流社会 新たな階層集団の出現 (光文社新書)

下流社会 新たな階層集団の出現 (光文社新書)

この本に書かれていることは、主に経済的な話なのだが、知的レベルが下流になることは、ちょっと考えただけでも、やはり恐ろしい。
知性がある、ということは、やはり文章を書く能力は必要条件だろう。
そして、そこになんらかの書籍からの引用文があれば、間違いなく知性が存在していると言っていいのではないだろうか。
「脳を鍛える」ことなんぞが流行る世の中は、ちょっと怖い。
そんなことを思いをめぐらす仕事の合間の妄想タイム。